「私の言うとおりのことをしない人をばかにし、
脅し、罰を与える、あるいは、
言うことを聞く人に褒美を与えることは、
正しいことであり、私の道義的な責任である。」
外的コントロール心理学の第3信条です。
私も子を持つ親として、この信条を
少なからず持っていることを感じます。
そしてこの「正しい」という思いが強いと、
ときとして「怒り」という感情が沸き、
怒り行動を選択してしまうのかもしれません。
「お前(あなた)は間違っている~!」
だから、
「放っておいたら大変なことになる。」
「私が正してあげないといけない。」
という道義的責任が芽生えてくるのかもしれません。
これもひとつの愛なんでしょうね。
選択理論心理学では、
「互いに願っていること、感じていることが違う。
だから、調整することが必要になる。」
と言っています。
子供が大人の望んでいないことをしてしまったとき、
「間違い」ではなく「違い」として見るスタンスが
大事になってきそうです。
この捉え方が、冷静さを与えてくれます。
でも、「怒り」は感情です。
多分、直接コントロールすることは難しいでしょう。
「冷静になんてなれるわけないでしょう。」
と感じたら、、、
いったん、その場を離れてみるのはどうでしょう?
もし、離れることができなかったら、
視線(知覚)を変えてみたりしては。。。
「怒り」を相手にぶつけてしまうと、
恐れや反発が生まれ、お互いの関係性が
悪くなるかもしれません。
誰もが正しいことをしていると思います。
でも、自分の正しさが相手にとっても
絶対ではありません。
信念を持つことは大切ですが、
「自分の信念」として受け入れておきたいですね。
子供たちはいつも多くのことを
大人に教えてくれます。
どうもありがとう。
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ありがとうございます。
私も、読ませていただきます。